日本人は塩分をとりすぎ?
健康寿命を延ばすための第一歩は、現状の摂取量と目標値のギャップを知ることです。
下のスライダーを動かして、あなたの食生活をイメージしてみてください。
なぜ減塩が必要なのか?
塩分のとりすぎは単に「喉が渇く」だけではありません。体内の浸透圧バランスが崩れ、様々な臓器に負担をかけます。
下のカードをクリックして、各臓器への影響を確認してください。
塩分はどこから来ている?
日本人の塩分摂取源の約7割は「調味料」です。しかし、加工食品に含まれる「見えない塩」も無視できません。
グラフをクリックして、詳細を確認してみましょう。
塩分摂取源の割合
※厚生労働省 国民健康・栄養調査などをもとにした一般的な推計
調味料(約67%)
醤油、味噌、塩そのものが最大の摂取源です。「かける」から「つける」へ変える、出汁(だし)を効かせて調味料を減らす、などの工夫が最も効果的です。
? ナトリウム換算計算機
食品表示の「ナトリウム(mg)」を「食塩相当量(g)」に変換します。
意外と多い?食品に含まれる塩分量
外食や加工食品には、想像以上の塩分が含まれていることがあります。
1日の目標(6.0g未満)に対して、どれくらいの割合を占めるか確認しましょう。
今日からできる「おいしい減塩」
我慢するだけの減塩は続きません。うま味や酸味を活用して、満足感を維持する方法を選びましょう。
酸味と香辛料の活用
塩味の代わりに「酸味(レモン、酢)」や「辛味(唐辛子、カレー粉)」、「香り(シソ、ハーブ)」を足すことで、薄味でも脳が満足します。
うま味(出汁)の相乗効果
昆布やカツオの出汁を濃いめにとると、塩分が少なくても「濃い」と感じます。表面に味をつける「あとがけ」も有効です。